あきらめないで(真矢みき風)
先日、ミッドアマという社会人アマチュアゴルフの予選会がありました。
もちろん早起きしていきましたよ。八時台のスタートなので1時間前に到着でさらに現地まで1時間かかりますので、6時出発です(無理に早起きをこじつけているわけではありません)。
アマチュア競技は色々とありますが、大きな大会はパブリックアマチュア選手権とこのミッドアマの大会となり、当然のことながら予選通過を目指しておりました。
パブアマも含め今年初めて挑戦しましたので、緊張感も半端なかったです。今まで神戸開催されるオープン競技に2年出ましたがいずれも予選落ちしてしまってましたので、初めての予選通過ということで、結構といいますがかなりうれしい結果となりました。
なぜかラウンド前の練習をせずに望むという訳の分からないことをし、その結果一番ホールで11打を叩きました。普通ならここでゲームセットです。低く見積もって予選カットラインが80と予想しておりましたので、この時点ですべてパーで回っても78ですから、相当厳しい状況でありました。
昔から勝負は最後まで投げない性格でしたので、その時点で悲観的になることなく、「やっぱりラウンド前の練習って必要」と冷静に考えてました。
結果的に予選通過できたわけですから、最後まであきらめないという気持ちは非常に大事なのです。言うのは簡単ですが、あきらめないという気持ちを維持するのは練習でどうにかなるものではないかもしれません。
そのことを実際に経験することが最も効果的な方法ではないかと思うのです。
過去入賞するかしないかのスコアで回っているときは当然あきらめないで回ることを経験しております。その結果ギリギリ入賞したりするとやっぱりあきらめなくてよかったなと経験するわけです。
ボーダーラインでプレイすることは意外に多く、そのスコアは入賞する平均的なスコアになりがちなので、人数が集中することが少なくありません。
スコアで行くと80から83ぐらいですかね。
そこでボーダーラインの上と下では全く違うわけで、その上にいるために捨ててはいけない、腐ってはいけないと経験値があればおのずと結果が変わってくるのです。
そしてそのラインの上にいることに慣れなければなりません。いわゆる勝ち癖を身に着けることで逆境でもなんとかなるという精神状態になれるのです。
一度経験するだけでもその次につながるこのあきらめない気持ちは、ものすごく大きな財産になるメンタルトレーニングなのです。
決勝では反省を生かし練習してからラウンドします。というのも立派な経験。